面接の5大質問にも入る「自己ＰＲを
お願いします」は、面接官はあなた
自身が自分の「強み」と「弱み」を、
どのように理解しているかを
聞きたいのです。
つまり、自己分析が出来ているか
どうかと言うことになります。
面接ではあなたの人物像まで判定され、
どのような性格で、どのような趣味で、
さらに社風に合う人かなど、
採否にも重要なポイントになります。
例えば、
「私の性格は明るくて、誰からも好かれ
るので・・・」は、小学生の自己紹介に
しか過ぎません。
そのためには、自分の「強み」と
「弱み」の両方を知る必要があります。
自分の強みを知らない人は、
面接官を納得させるだけのアピールが
できません。
また、自分の弱みを知らない人は、
高慢で自意識が過剰になる傾向に
あります。
あなたの強みをより伸ばし、さらには
弱点と思っていることを打ち消すことが
入社後の成功につながるのです。
自己ＰＲの強みと弱みはどのようにして知る？
あなたの「強み」と「弱み」を知る方法
として下記の問いに答えて見てください。
・人生の中で最も感動したこと
・人生で最も悲しかったこと
・人生で最もうれしかったこと
・人生で一番打ち込んだこと
・上記の理由は
・あなたの性格で優れていると思うこと
・あなたの性格で劣っていると思うこと
・周りの人のあなたに対する評価
・その評価をあなたはどう感じるか
・将来はどのような人間になりたいか
・今後あなたは何を大切にしたいか
これらに関して書き記した後、
それぞれのエピソードも添えて見ます。
客観的に自分の性格を把握し、自分の
強みと弱点を知って自己ＰＲに、
つなげます。
面接官が自己ＰＲで評価するポイント！
自分の強みや弱点を知ったうえで、
次は面接官が評価するポイントを、
あげて見ます。
・誠実性 ・説得力 ・順応性
・昇進意欲 ・バイタリティ
・協調性 ・向上心 ・自主性
・把握力 ・学習意欲 ・企画力
・計画性 ・チャレンジ精神
・創造力 ・問題分析力
・決断力 ・リーダーシップ
・判断力 ・情報収集力
など、何れも聞いたような言葉ばかり
だと思います。
これらについて、あなたがアピール
できるポイントをエピソードと
ともに話します。
この場合はあくまでもビジネスを通した
自分表現し、たとえば趣味の話でも
ビジネスの話につなげることが大切です。
例として、
「私の趣味は釣りです。休日には友人や
前職での同僚、さらには仕事の営業で
知り合った他社の人などと、大勢で
出かけます。
皆の都合を聞いて計画を立て、
出かける場所も前もって調査して
おきます。
異業種の方たちと触れ合えるので、
仕事の面でも良い刺激が得られます。
また、人脈を広げるのにも役立って
います。
せっかく早い時期から計画を立てても、
天候などによって釣れない時もあり、
忍耐力も学びました」
以上のように文言の中に、
上記の面接官が評価するポイントを、
何か所か入れて表現しています。
まとめ
窓口にいた時に、
「自己紹介と自己ＰＲは何が違うの」
と良く質問されます。
自己紹介は、ほとんどの場合、
面接の最初に質問され、その内容は
「面接をうける人はこんな人物です」
と宣言することを言います。
自己ＰＲに関して面接官が期待して
いるのは、「あなたの能力や強みを、
積極的にアピールして下さい」と言う
ことに成ります。
つまり、自己紹介より自己ＰＲの方が、
あなた自身について掘り下げて、
説明するため時間も長くなります。
あなたは、この違いを的確に判断して、
説明する事が面接官に良い印象を、
与えることに成ります。
