転職の面接で最初の質問は自己紹介から始まる?1分間で何を語る!?

転職の面接の準備と心構え

 

私は職業相談所の窓口で、

8年間皆さんの種々な質問や疑問を、

ともに解決してきました。

 

中途採用で「自己紹介をして下さい」と

質問がある時は、面接開始時のさわりと

解釈してはいけません。

 

応募先企業は漠然と人員補充のために、

募集したわけではありません。

 

今回は「この職種のこんな人物像」、

と言うあきらかに決まった意志が、

企業側にはあります。

 

つまり企業ニーズとしては、

「このポジションでこういう仕事を

してくれる人が欲しい」というものです。

 

あなたは、最初の質問である自己紹介で、

企業が求める人物像」にどれだけ、

近い人物かをアピールするのです。

 

企業はあなたが「これまでにどんな仕事

をしてきたのか」

そして「これから当社でどのような仕事

をするのか」

を質問されたことになるのです。

 

あなたのこれまでの経験の内で

「企業がもとめる人物像」にマッチした

部分を選んで答えることになります。

 

たとえば、

個人向けの営業を募集していた

企業であれば、

あなたのこれまでの経験の中から、

個人向け営業で活かせる部分を探します。

 

それでは具体的に自己紹介するとは?

 

 

例として、過去に種々の職種を転職

してきたが、今回「個人向けの

営業」の募集があり、応募した場合です。

 

<職歴の概要を述べます>

 

「○○年から○○年までA社で、

秘書としてスケジュール管理、電話、

接客などをしてきました。

○○年から○○年はB社にて営業事務を

行ってきました」

 

<応募先企業の人物像と一致する部分>

 

「B社において他の営業部員が業務を

効率よく実行できるように事務仕事を

簡略化しました。

また営業部員が資材を効率よく配送

出来るように、販売数の多い順に陳列も

並べ替えました。

それにより、以前よりミスも少なく、

営業にスピードが加わりました」

 

<退社した理由>

 

前職であるB社ではやりがいのある

仕事でしたが、直接お客様と関わる

仕事の幅を広げたくて・・・」

 

以上の自己紹介の例のように、

まず、応募する企業の職種や、

企業の求める人物像を把握したうえで、

あなたの過去の使える仕事の経験を、

述べます。

 

その上で、企業とのマッチングに必要な

あなたの経験の詳細を説明し、いかに

応募先企業の人物像に近いか述べます。

 

最後の退社理由はネガティブな部分も

あると思いますが、キャリアアップ

のため退社とポジティブに、

締めくくります。

 

面接の自己紹介は「あなたはどんな仕事をしてきましたか」?

 

 

前述した例では営業と言う関連性のある

職種への転職でしたが、違う職種として

販売職から事務職の場合を例にします。

 

全く違う分野では企業ニーズに対応する

あなたがアピールするところが無いと

思われるでしょう。

 

販売職と事務職では向かっていく方向が

違うように思われがちです。

 

販売職では個人のお客様であったり、

目標は売上金額であったりします。

 

それに比べて事務職は数字と向き合って

一日が過ぎて行きます。

 

さらに向き合っているのは上司とか、

業務上の企業や役所が多いでしょう。

 

自己紹介の「どんな仕事をしてきたか」

の説明で応募先企業が求めている、

人物像に近い経験がありません。

 

それでは、どんな接点を探り出して、

自分の販売と言う経験とマッチング

させれば良いのでしょうか?

 

販売職では全ての業務が、

接客販売だけではありませんよね。

 

販売するための商品の配達、配送の

受注業務、さらに伝票作成、請求書の

発行、それらをまとめた店舗の営業利益

の管理まですることもあります。

 

事務に関わる業務は日常でも行われます。

 

これらを踏まえて説明した上で、

エピソードを添えてアピールポイントを

述べて行きます。

 

「接客の合間には伝票やカタログの

整理・整頓、及び倉庫の資材管理などを

心がけていました。

 

とくに倉庫は他の売り場と共同で使用

していたため、必要なモノを取り出す

ために時間が掛かっていました。

 

そこで他の売り場の担当者と、

打ち合わせしてそれぞれの売り場を

コーナー分けし、

日頃良く使用するモノから順に、

並び替えをしました」

 

販売職でも、出来るだけ受注業務とか、

請求書発行、さらに店舗の営業管理を、

文言の中に入れて経験を説明しています。

 

エピソードとして他の売り場の人との

コミュニケーション力で業務の改善を

実施した事をアピールしています。

 

面接の自己紹介で「あなたはどのように当社で働きたいか」?

 

「あなたはどんな仕事をしてきましたか」

の経験部分では事務職に関する関連性を

探しだしました。

 

そこで、次に「どのように当社で、

働きたいか」に答えなければなりません。

 

あなたがアピールポイントとして

挙げたのはコミュニケーション能力です。

 

他の売り場の他人と力を合わせて問題を

解決しました。

 

過去の仕事でも販売職は、

コミュケーション能力が無ければ、

成り立ちません。

 

その事は事務職でも同じことです。

 

事務職は他の社員とコミュニケーション

をうまく取らなければ、効率よく仕事が

進まないため欠かせない能力と言えます。

 

つまり、「これまでの仕事でこのように

コミュニケーション能力を培ってきた」

そのことを今後の職種の事務職に

活かしていきたい

 

前項からの続きの例を紹介します。

 

「・・・・他の売り場の担当者に呼びかけ

倉庫内の整理をしました。

 

その結果、自分たちの売り場の仕事も、

しやすくなっただけでなく、

周囲から

”何がどこにあるか一目瞭然で助かった“

とか

“雑然としていた倉庫がきれいになり、

おまけに空間もできた“

などと言ってもらえました」

 

として締めくくります。

 

まとめ

 

最後に、これはNGを紹介します。

 

「過去の経験は販売職が主体でした。

 

販売の仕事の中で経理に関して、

興味を持ち、在職中に昨年簿記1級を

取得しました。

 

資格取得後も、法令関係など常に

最新の情報を集める努力をしています。

 

この資格を御社の仕事に活かしたいと

思います」

 

このような例は、特に困難な資格を

取った人に多いのです。

 

当人は資格を取ったのだから、

この分野の仕事は大丈夫と思いがちです。

 

中途採用では、資格より実務経験が

重視されます。

 

資格の取得が企業の求める人物像には

ならないのです。

 

 

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